トラック運転手が免停(30日と90日)になったときのリアルな話

■トラック運転手が免停(30日と90日)になったときのリアルな話
トラック運転手が免停になり免許を失ったら即仕事ができなくなるのでマジで悲惨です。私は過去に30日と90日の免許停止を経験しました。2回とも同じ国道でのスピード違反(オービス)で免停となりました。ここでは、トラック運転手が免停になったときのリアルな現実について紹介しています。

■免許停止(免停)について(停止期間・違反点数・講習)

・違反点数が6点になると免停になりますが、前歴の回数によって点数や停止期間が異なります。

前歴なし : 6点 : 停止30日
前歴1回 : 4点 : 停止60日
前歴2回 : 2点 : 停止90日
前歴3回 : 2点 : 停止120日

※前歴は免停の処分満了後から1年間、無事故無違反であれば前歴なしとなります。

・講習日数・講習料金・短縮日数
免停期間を短縮したい場合は、「停止処分者講習」を受けることで、免停期間を短縮することができます。

30日免停
1日 : 13,200円 : 29日間

60日免停
2日 : 22,000円 : 30日間

90日免停
2日 : 26,400円 : 45日間

120日免停
2日 : 26,400円 : 60日間

■免停になたっときの選択肢

30日免停の場合は、免停になっても「停止処分者講習」を受けることで29日間短縮されるため、免停期間が1日だけなので、特に厳しい会社でなければ数日会社を休むだけで済みます。問題は、60日免停以上のケース。60日免停の場合は講習を受けても30日間は免停となり、90日免停の場合は45日間免停となります。当然免停期間中はトラックを運転することができないので、免許証が必要ない仕事しかできなくなります。免停になった時の対応は会社によって異なります。自社で倉庫がある会社なら、倉庫作業で働かせてもらえるケースもありますが、倉庫作業や内勤の仕事がない場合は、免停期間中は休みとなるか、最悪クビになります。

運転手の仕事は免許証がなくてはできない仕事なので、クビになるのもしょうがないです。どれだけ真面目に勤務していて仕事ができる人間であっても、免許証がなくては仕事ができないので、免停になることで信用も仕事もすべて失うことになります。免停後に仕事復帰できる会社なら一時的な無収入状態ですみますが、同じ会社に復帰できない場合は、転職する他ありません。

免停で退職した場合は、免停期間中に運転することができないため、運転手以外の仕事しかできなくなります。免停後に運送業に転職する際は、免停が理由で退職したということで、大手運送会社の就職は難しくなります。(大手は過去3~5年の違反歴や点数などを確認するので、違反歴があったり累積点数が多いと敬遠されます)

免停になったときの選択肢としては、会社側がOKであれば、免停期間中は会社を休んで、復帰するという流れになりますが、会社側が「もうあなたは必要ありません」という判断をすれば、転職するしかなくなります。転職先を探すにしても、免停期間中は運転の仕事はできないので即運転手の仕事をすることもできませんし、通勤にも車で通勤することができないため、かなり大変な時期になります。このときは本当に「免許証って大事だな~」って実感すると思う・・・(体験談)

私の場合は、30日免停のときは、講習を受けたので、1日会社を休むだけで済みました。90日免停のときは、勤務していた会社を辞めたいと考えていた時期だったので、90日免停を理由に退職しました。退職後は以前勤めていた会社の仕事先で他の運送会社の人に「うちの会社に来てほしい」と誘われていたので、免停後は誘われていた運送会社に転職しました。90日免停のときは、講習を受けても45日間は運転の仕事ができないため、無収入状態だったので金銭的にかなり厳しかったです。正直貯金がなかったので、キャッシングやクレジットカードで借りて生活していました。その時ほんとうにクレジットカードやキャッシングカードがありがたいと感じました。 もし、その時にカード類を一枚も作ってなかったら家賃も払えないし、食事も食べられないしでマジで悲惨だったと思います。

ぶっちゃけ、会社に免停になっていることを隠して無免許状態で仕事をしている悪質な人間もいます。私が以前勤めていた会社にも免停期間中に運転していた人間はいました。もしあなたが「バレなけれ大丈夫だろう」という軽い気持ちで免停期間中に会社に黙って運転しようと考えているのであれば、絶対に辞めといたほうがいいですよ。

免停期間中に運転をすると、無免許運転となり、3年以下の懲役または50万円以下の罰金となり、違反点数は25点。最短でも2年間の免許取り消しとなります。しかも、免許取得費用もかかりますし、無免許で交通事故を起こせば保険が使えないので莫大な費用がかかることになります。本当に人生終わるので、免停期間中は絶対に車を運転することだけは辞めましょう。

■免停になった原因を真剣に考えて次に生かす

免停になったとしたら、その経験を後悔するだけでなく、今後に生かすことを考えることで失敗を繰り返さずに済みます。私の場合は、2回ともスピード違反(オービス)で免停になったのですが、オービスで光った場所は2回とも同じ国道のほぼおなじ場所。1回目は通勤のとき。2回目は帰宅のときでした。スピードを出した原因は、通勤が片道25㎞と、会社までの距離がかなり遠かったのと、会社がブラックで長時間労働・低賃金の会社でストレスを車の運転で発散していたのが原因でした。免停は罰金も結構な額になりますし、仕事もできなくて収入もなくなるわで、まじで生活が厳しかった。転職をする際は、長時間労働・低賃金・辛い仕事というブラックな運送会社だけは避けるようにして慎重に選ぶようになったため、2回目の免停後は、一度、携帯所持で違反しただけでそれ以外の違反はしていません。

私の場合あ、通勤距離が遠くブラック企業で働いていいたためストレス発散のためにスピードを出すことが免停になる原因だったので、免停後はホワイト企業に転職しなるべく自宅に近い会社を選ぶようにしたことで、ストレスを車の運転で発散しなくなり安全運転をするようになりました。

交通違反をして免停になったら、同じ失敗を繰り返さないために、違反した原因をしっかりと考えて、違反をしないために環境を変えたり、行動することも大切だと思います。

■まとめ

「ながら運転」の罰則も強化され、日頃から交通ルールを守る意識を心がけて運転をしないと、すぐに点数が溜まり免停になってしまいます。トラック運転手にとって免許は命です。免許証がなければトラックの運転ができないので、仕事をしたくてもすることができないですからね。免停になったとしても、原因をしっかり考え、同じ失敗を繰り返さないように行動することが大切だと思います。私自身も免停という失敗を2回繰り返したことにより、意識が変わり行動も変わりました。免停はお金も仕事も失い、積み重ねてきた信用もすべて失います。免許証で飯を食っていることを常に意識しておきたいですね。