
■体を酷使するトラック運転手におすすめの疲労対策方法
「やらないと終われない・・・」無理をしてでもやらないと終わらないから、どんなに体が疲れれていようが、痛くてたまらないときでも、やるしかないから気合で頑張るケースもよくありますよね。僕もこれまでに、「手積み」「手降ろし」「仕分け」「移動」など、肉体的にハードな仕事はいろいろ経験してきました。気合だけでは体力が続かないので、サポーター・テーピング・薬・サプリ・健康食品・食材・筋トレ・ストレッチ・整体など、疲労を軽減するためにいろいろと試してきました。ここでは、疲労を軽減するための方法やアイテムなどを紹介しています。
■疲労対策に役立つアイテムや疲労解消方法
・ストレッチ
ストレッチをすることで、凝り固まった筋肉や縮んだ筋肉を伸ばすことによって、血流が良くなり、栄養素が金の隅々まで行き渡るようになるので、疲労回復には効果的です。出勤前や帰宅後に毎日の習慣にすることでより効果が期待でき、怪我の予防にもなります。
・サポーター
サポーターをすることで、正しい姿勢の保持をサポートしたり、関節や筋肉にかかる負担をサポートする効果があります。「長時間の運転時」「大量の荷物を手積み手下ろしするとき」「歩き回る仕事のとき」など、自分のサイズに合ったものを使用することでかなり疲労を軽減する効果が期待できます。
・テーピング
テーピングで、筋肉や関節を補強、補助することで、痛めている個所をサポートしたり、疲労を軽減することができます。テーピングの種類は、伸縮するタイプや伸びないタイプがあり、粘着力が強いものや弱いもの、撥水効果のあるものなど、いろいろな種類があります。持っていると怪我したときなど緊急時に役立つアイテムなので場所も取らないので持っていると安心。
・安全靴
安全靴といっても、1,000円程度の安い物から5,000円以上する高い物などいろんな種類があります。クッション性など足が疲れにくい安全靴を履くことで疲労具合はかなり違ってきます。
歩くことが多かったり、リーチリフトに乗ることが多い方は、クッション性が優れた安全靴がおすすめ。
・クッション性のある中敷き(インソール)
クッション性のある中敷き(インソール)やかかとを保護するクッション材などを使用することで、足の疲れを軽減することができます。安全靴のデザインは気に入っているけど、クッション性がなくて困っている・・・という方にとってもおすすめですね。
・偏光サングラス
偏光サングラスをすることで、強い日差しや路面の照り返し、フロントガラスの映り込みやダッシュボードのテカリなどをカットしてくれるため、眩しさも軽減され、視界もクッキリ見えるようになるので、目の負担を和らげることができます。
・サプリメント
トラック運転手の仕事は、コンビニ飯やファーストフードなどが多かったり、場所や食べる時間帯も制限されたりして、栄養不足になりがち。サプリメントで不足しがちな栄養素を補うことで、疲労に効果が期待できます。いろんなサプリがあるので自分に合ったものを数種類選ぶことで効果を実感しやすくなります。
・プロテイン
プロテイン=タンパク質のこと。人間の体にとってタンパク質はとても重要な栄養素。かぜなどで体力が低下しているときや、ハードな仕事で肉体が疲労しているときに、プロテインを摂取することで、疲労にも効果が期待できます。食生活で栄養が不足しがちな人にもおすすめ。
・正しい運転姿勢
運転姿勢を正すことで、疲労を大きく軽減することができます。疲労軽減効果だけでなく、
集中力もアップしたり、好印象を持たれるなどいいことだらけ。タダで即実践できることなので、おすすめ。
・座席シート(クッション)
年式の古いトラックはシートがヘタっていたり、傾いていたりしているケースがあります。座席シートやクッションを使うことで、疲労を軽減することができます。夏場などは、メッシュ素材のシートを使うことで、蒸れにくくなるため快適に運転することができ肌荒れなどのトラブルも防ぐことができます。
・腰サポートクッション
腰をサポートするクッションを使用することで、運転姿勢が良くなり、運転時の疲れを軽減することができます。腰痛対策にも効果的。持ち運びしやすいので、担当車両がなく、日々違うトラックを乗り回しする方などにもおすすめ。
・マッサージグッズ
「肩こり」「首コリ」「腰痛」「足の疲れ」など、部位別にいろんな種類のグッズがあり、小さくて持ち運びも便利で、疲労回復効果やリフレッシュ効果が期待できます。電動の物は小さくてもパワフルで効果も即実感できるのでハマりますよ♪
・入浴
湯につかることでシャワーだけに比べると、疲労回復効果が段違いですし、リラックス効果もあるのでストレスにも効果的。入浴剤などを使用すれば疲労回復効果もリフレッシュ効果も向上し、睡眠の質も高まるので、お気に入りの入浴剤を入れるのもおすすめ。
・睡眠
睡眠時間がしっかり確保できない方も多い仕事ですが、睡眠の質を高めることで、疲労回復効果を格段にアップさせることができるので、「質」を高めることをおすすめします。
・運動
自宅でできる自重トレーニングやストレッチなどの軽い運動を習慣にすることで、疲れにくい体にすることができます。ハードな筋トレは運転中の眠気や疲れの原因にもなるので筋トレのし過ぎには注意。軽い運動でも十分効果がありますからね。習慣にすることが重要。
■長期間継続して体を酷使し続けると危険
・毎日、数千個の荷物を手積み手下ろし
・氷点下の冷凍庫内で何時間も重たい荷物の手積み手下ろし
・長時間歩き回っての仕分けや検品作業
など、仕事によっては体を酷使する仕事はいくらでもありますよね。
いくら疲労対策をしたとしても、長期間、体を酷使し続けると、ヘルニアになったり関節を痛めたりと、徐々に体にダメージが蓄積されてしまいます。
あまりにも体を酷使する仕事の場合は、長期間続けると体がボロボロになり、トラックの運転手という仕事自体ができない体になることもあるので、我慢のし過ぎには注意しましょう。
■あまりにも辛い場合は仕事を変更したり転職するのも一つの選択肢
何をしても疲れが取れなかったり、肉体疲労が辛い場合は、会社に相談して仕事内容を変更してもらったり、体に負担のかからない仕事ができる会社に転職するなどの選ぶことも自分の体を守るためには必要なことです。
■まとめ
トラックの仕事は、「長時間労働・休日が少ない・肉体的にハードな仕事・時間に追われる」など、仕事内容によっては体もメンタルも酷使する辛い仕事でもあります。
ここで紹介しているグッズや方法によってかなり疲労を軽減することができると思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
現在進行形で僕もいろいろと新しい方法やグッズを使ったりしているので、疲労対策に効果があるグッズや方法を発見したら追記していく予定です。