
運送会社の求人情報はウソや騙しや誇大アピールが多く、実際に働いてみると「求人情報の内容と違うじゃん・・・」「労働時間長すぎ・・・」「給料安すぎ・・・」と後悔し、短期で転職を繰り返す人が多いのが実情。
適当に選ぶとブラックに当たる可能性が高い
運送会社はブラックな会社が多いため、適当に選んでしまうとブラックに当たる可能性が高く、悲惨な目に遭い人生を狂わされてしまうので注意が必要です。
長時間労働で休みも少なく給料も少ない。しかも車両事故や荷物破損事故をした際、自己負担で弁償させられる。辞めたくても会社に借金があるから辞めることができず、我慢して働いているという運転手はたくさんいます。
僕自身も、ブラックな運送会社を何社も経験しているので、高額な費用を弁償する羽目になったり、悪条件の環境で働いたことで身体とメンタルがボロボロになったことは何度もあります。
運送会社選びは超重要です。良い会社とブラックな会社では人生が大きく変わりますからね。
転職したいけど良い条件の求人がなかなか見つからない・・・
良い条件で働ける運送会社の求人は、求人媒体に掲載されるとすぐに応募が殺到するので、掲載期間も短く辞める人も少ないので掲載される頻度も少ないです。そのため条件の良い運送会社の求人を見つるのもなかなか難しいですし、タイミングを合わせて転職するというのも現実的に大変です。
良い条件の求人が見つからないと、金銭的な理由や仕事が見つからない焦りから、妥協して適当な運送会社を選択しがちになります。
頻繁に募集していて採用されやすい会社は、実際に働いていみると悪条件であったりブラック会社の可能性が高いので、妥協して選んだ結果、ブラック会社に入社してしまうというのがよくある失敗のパターン。
運送会社はどの会社も人手不足なので、経験さえあれば転職はしやすい業界です。しかし、良い条件の求人は目にする頻度は少なく、タイミングが合わないと半年くらいまったく見つからないということもあります。
転職を成功させるためには、じっくりと比較検討できる余裕をもって行動することがとても重要。
僕はこれまでに10社以上の運送会社を経験してきてブラック会社で悲惨な目もたくさん遭ってきました。その経験から転職で失敗しないためのコツが分かるようになりました。
運送業への転職で失敗しないためのポイントを5つのステップにまとめてみました。
運送業で転職に失敗しないための方法(5ステップ)
(ステップ1) 転職先が決まるまで今の会社を辞めない
(ステップ2) 転職の希望条件を明確にする
(ステップ3) 複数の求人媒体をチェックしてじっくり比較検討する
(ステップ4) 駐車場やトラックをチェックする
(ステップ5) 面接で職場の雰囲気や雇用条件をしっかり確認する
(ステップ1)
転職先が決まるまで今の会社を辞めない
退職してから転職活動をすると、良い条件の求人がなかなか見つからない場合、金銭的事情や仕事が見つからない不安や焦りから、妥協して選びやすくなります。焦って適当な会社を選ぶとブラックに当たる可能性が高くなってしまうのでけっきょく転職を繰り返すことになり、時間とお金が無駄となるばかりでなく、職歴のイメージも悪くなってしまいます。良い条件の求人はなかなか見つからないことを想定し、焦って妥協しなくて済むように仕事を続けながら転職活動をされることをおすすめします。
(ステップ2)
転職の希望条件を明確にする
「これだけはゆずれない条件」というのを明確にしておくことで、自分に合った会社を絞りやすくなります。
「完全週休2日がいい」「長距離のフリー便を走りたい」「とにかく稼ぎたい」「福利厚生がしっかりしている」「4tから大型へステップアップできる」など。
(ステップ3)
複数の求人媒体をチェックして比較検討する
求人媒体はフリーペーパーや求人誌、ネットの求人サイト、ハローワーク、知り合いの紹介など複数あります。求人媒体によって、掲載広告の料金や審査基準などが異なるため、ブラックが多い求人媒体や優良企業が多い求人媒体など、媒体によって特徴があります。できるだけ多くの求人をチェックしてじっくり比較検討することで、良い条件の求人(優良企業)と出会えるチャンスが各段にアップします。
(ステップ4)
駐車場やトラックをチェックする
運送会社の駐車場に駐車している従業員(運転手)の自家用車をチェックすると、その会社の待遇の目安が分かります。年式の古い軽自動車が多い場合、雇用条件が悪かったり待遇が悪い可能性が高いです。グーグルマップでかんたんにチェックできるので、確認されることをおすすめします。
その他にも、スピードを出して暴走しているようなトラックの場合、時間に追われるキツイ仕事をさせられたり、まともな教育ができていない会社だと判断できます。
タイヤの溝が擦り減ったツルツルのタイヤだと、タイヤ交換してくれないケチな会社だと判断できます。真冬なのにツルツルのノーマルタイヤで走行しているような運送会社は絶対に避けたほうがいいです。運転手の安全より経費削減を重視している会社はブラックの可能性が高いですからね。
(ステップ5)
面接で職場の雰囲気や雇用条件をしっかり確認する
求人情報の内容と実際の雇用条件の内容が違うケースは運送会社ではよくあることです。本当のことを書いていたら人が集まらないから、誇大表現やウソの情報を記載して人を集めているのです。そのため、面接では雇用条件の確認をしっかりと確認することが重要。条件が悪かったり、雰囲気や対応が自分には合わないと感じた場合、
その直感は結構当たるので、辞退したほうがいいかもしれません。できれば数社の面接を受けて比較検討してから判断されることをおすすめします。
上記5つのステップをしっかりと意識して転職活動をすることで、転職に成功する可能性が各段にアップします。
条件が良くて運転手を大切にする運送会社に転職すると
・お金に余裕がでて生活が楽になる
・給料やボーナスが楽しみになる
・有給が使えて心身ともにリフレッシュできる
・手当がしっかりつくのでタダ働きせずに済む
・長く働くほど得する(長期で頑張ろうと思える)
・会社のために頑張ろうという気持ちになる
・福利厚生がしっかりしていて安心
・ストレスが減る
・しっかり整備された車両に乗れるので安心して運転できる
従業員を大切にする会社と、ただの金儲けの駒としか考えない会社では人生が大きく変わります。後悔しないためにも、会社選びはしっかりと比較検討してから選択されることをおすすめします。
ブラック運送会社で後悔しないために
長時間労働で休みが少なく給料も安く福利厚生もなし。しかもトラブルになったときは、責任を運転手に押し付けるブラック運送会社が本当に多い。ブラック運送会社で働くと、身体とメンタルがボロボロになり、最悪な場合、借金を背負わされ、本当に人生が狂ってしまいます。
ここで紹介した「運送業で転職に失敗しないための方法(5ステップ)」は、僕がこれまで経験してきたことを元に、5つのステップでまとめた内容で、現在も現役で運転手をしているので、新たな気づきがあったら更新していきます。よかったら、定期的にチェックしてみてくださいね。
ここで紹介した5つのステップがあなたのお役に立てればとても嬉しく思います。