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運送会社を退職するときの手順とトラブルを防ぐポイント【保存版】

■トラック運転手が会社を退職する際の注意点
トラック運転手が会社を辞める際は、慎重に退職準備を進めないと辞めたくても辞めれない状況になるケースもるので注意が必要です。ここでは、会社を退職する際の注意点やトラブルになったときの対処方法などを紹介しています。

■運送会社を辞めるときの注意点
トラック運転手が会社を辞めるときの注意するポイントをまとめました。

・事故
トラック運転手の仕事は交通事故や商品破損などをするリスクは常にあります。退職前に交通事故や商品を破損させた場合、給料から全額引かれたり、返済できない場合は借金が残り辞めたくても辞めれない状況になるケースもあるので、退職前は交通事故や商品の取り扱いには細心の注意を心がけ、絶対に事故や破損トラブルを起こさないように注意しましょう。(現役ドライバーで事故や破損の弁償で会社に借金があり辞めたくても辞めれないというドライバーは意外と多い)

・退職を伝える時期や期間
法的には2週間前に退職の意志を伝えればOKですが、会社側としても引継ぎなどの問題もあるため1ヶ月前に退職の意志を伝えるのが一般的です。良かれと思って、数ヶ月前に会社に退職することを伝えると、噂が広まり居づらくなることも。(体験談より)

・引き止め
真面目に勤務していたら、会社側に引き止められることもあります。今後の自分の人生を真剣に考え、「残るのか」「辞めるのか」を慎重に考え、はっきり会社に自分の意志を伝えることも大切。

・有給
運送会社の多くは、有給をあまり使わせてくれない会社が多いと思います。特に中所企業の場合は、代わりのドライバーの確保が難しいため、暗黙の了解で有給は使わないという会社も多いと思います。有給を使わなかった場合は、当然有給が残っている状態なので、退職する際はすべての有給を消化してから辞めたほうが得です。有給を消化してやめる場合は、残りの有給の日数分も計算して、退職日を決めましょう。会社によっては有給を消化することを伝えないと使わないまま退職するケースもあるので、有給を使う際はしっかりと会社に伝えましょう。

・転職先
自分が希望する条件の内容の就職先が見つかっても採用されるかどうかは分かりません。タイミングが合わないと、退職後なかなか希望する就職先が見つからず、お金に困って妥協して就職先を決めなくてはいけなくなることもあるので、できれば次の就職先を決めてから退職されることをお勧めします。

・円満退社
次の転職先も運送会社にするのであれば、どんなに嫌な会社であったとしてもできるだけ円満に退社されることをお勧めします。特に食品の場合は、物流センターや配送先で以前の会社のトラックとバッタリ会うというケースは少なくありません。喧嘩別れした場合、かなり気まずい思いをすることになるので、できるだけ退職する際は円満退社を心がけたいですね。

■退職で会社とトラブルになった場合の対処方法
「退職させてくれない」
「有給を使わせてくれない」
「給料をカットされて納得いかない」

など、退職の際に会社側とトラブルになった場合は、何度か会社側と話し合っても解決しない場合は、労働基準監督署や弁護士などに相談するのも一つの手です。

トラブルを解決するためには、給料明細やタイムカード、雇用契約書、トラブルの証拠が必要となるので、しっかり証拠は残しておくようにしましょう。

■まとめ

トラック運転手が会社を辞める際に特に注意しないといけないことは、「交通事故」「商品破損」だと思ています。辞める際に事故や商品破損を起こしてしまうと、会社側にも大きな迷惑も掛かりますし、自己負担の場合、給料から一括で引き落とされることもあるし、足らない場合は辞めた後に分割で返済しなくてはいけなくなることもあるので、本当に交通事故や商品破損だけは絶対に起こさないように注意しましょう。

僕は、いろんな運送会社を転々としてきましたが、退職を決意したときは、事故や商品破損だけは絶対に起こさないように退職日まで超慎重に仕事するようにしています。事故や商品破損をして辞めたくても辞めれなくなったドライバーの知り合いをたくさん見てきたので・・・。

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この記事を書いた人

トラック運転手歴15年・運送会社の転職歴13社・現役トラック運転手41歳(男)
たくさんの運送会社で経験してきた実体験を元に、リアルな情報を公開しています。

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